「25歳まで酒とギャンブルはNG」「80万円の高性能PCを…」 「藤井聡太」からまたもやタイトル奪取の「伊藤匠」二冠(23) 師匠が明かしていた素顔

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「将棋指してました」

 それに加えて、伊藤は研究量も豊富だ。叡王のタイトルを獲得した直後のこと。

「叡王戦の最終局が木曜日(2024年6月20日)。土曜日ならちょっと落ち着いたかなと思って、伊藤に電話したら出なくて。その日の夜の11時に折り返しがあったので、“何をやっていたんだ”って聞いたら、“将棋指していました”って。“えっ?”ってなりましたね。研究仲間と将棋を指していたそうです。タイトル戦から自宅に戻って、もうそんな感じですよ。将棋が好きでたまらないという感じだよね」

 そう話す宮田八段に伊藤のプライベートについても聞いてみると、

「伊藤を含む弟子たちには“25歳まで酒とギャンブルは絶対ダメだ”って言っている。女性? それはいいんじゃない? ただ、伊藤についてはそういう話は聞かないけど……」

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 ちなみに、この記事を掲載した後日、伊藤の父に取材したところ、上記のPCの実際の値段は約80万円。プロ入りから1年後、その半額を返してもらったという。

 今回のタイトル奪取により、伊藤は23歳で二冠となった。この年での二冠は藤井六冠、羽生善治永世七冠に次ぐ史上三番目の若さとなる。藤井六冠の影に隠れてきたが、実績で言えば、歴代の大棋士と肩を並べている伊藤二冠。今後の歩みに注目である。

デイリー新潮編集部

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