関係者は突然の発表に困惑… 「羽生善治」が将棋連盟会長を退任する理由とは
羽生善治九段(54)が今年6月、日本将棋連盟会長の職を任期満了で辞するという。将棋界の顔である会長ポストは、名だたる大棋士が複数期務めるのが慣例となってきた。まだ1期2年の終盤だが、いったい何があったのか。
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史上初の永世七冠を2017年に達成した羽生九段。その存在はまさにレジェンドだ。翌年には、将棋界からは初となる国民栄誉賞にも輝いた。23年6月、連盟の会長に就任したが、
「羽生さんは長らく、連盟の運営側には関わろうとしませんでした」
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