「6時間も秘書を怒鳴りつけ…」 高市首相を悩ませるのは夫・山本拓氏の存在? 「体調が戻れば、官邸スタッフが粗略に扱われかねない」
夫に翻弄される?
高支持率で上々の滑り出しを見せた高市早苗首相(64)。外交の場での振る舞いでも前任者よりも高い評価が目立つ。が、一方で今後、悩むことになりそうなのが夫君の言動だ。さらにはあの「キングメーカー」という不安要素もあるのだとか……。
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【写真】高市早苗氏が20年前、「再婚夫」と最初に結婚した時の「ウェディングドレス姿」
人事、政策などさまざまな面で安倍政権の方針を踏襲している高市首相。さらに、共通点は他にもある。
安倍晋三氏はファーストレディの昭恵夫人(63)による“反原発発言”など、その奔放な言動にしばしば悩まされた。高市首相もまた「ファーストハズバンド」の山本拓元自民党衆院議員(73)の存在に翻弄されるかもしれないというのである。
秘書を6時間怒鳴りつけ……
自民党関係者が語る。
「高市さんと山本氏は2004年に結婚し、政治信条の違いから17年に一度、離婚しています。21年に再婚した際は、戸籍上の姓をどちらにするか“じゃんけん”で決めることにし、山本氏が負けたので本名は『高市拓』です。高市事務所のスタッフではないのですが、秘書らに“わが物顔”で振る舞うそうです」
どういうことか。
「昨年の総裁選期間中、彼が議員会館の高市事務所で秘書らを6時間も怒鳴り続けるという事件がありました。その時のあまりの剣幕に、同じフロアにある他の議員事務所の秘書たちも眉をひそめたという話」(同)
この点、高市事務所に確認を求めたが、期限までに回答はなし。
「山本氏は今年に入って脳梗塞で倒れ、一時は高市さんが介護していた。現在、つえが必要とはいえ歩けるまでに回復しているようです。本人はメディアに“欧米と違って、日本ではパートナーは目立たないほうがいい。ステルス旦那として支えたい”と話しています。とはいえ、体調が戻れば今度、官邸スタッフが粗略に扱われかねないと危惧する声も聞かれます」(同)
「麻生氏は不快感を……」
高市首相が憂慮すべき事案は他にも。政治部デスクが言うには、
「高市氏は首班指名に向けた多数派工作の一環として、参政党や日本保守党にも支援を要請しました。問題は、その一方で麻生太郎副総裁(85)も同時期に、衆院院内会派の『有志・改革の会』(現在は解散)に協力を求めていたことです。たとえ苦境にあったとはいえ高市氏が少数政党に独断で働きかけたことに、麻生氏は不快感を抱いています。トランプ米大統領(79)だけでなく、政権最大の後ろ盾である麻生氏のご機嫌こそ取っておく必要があると揶揄する向きは自民党内に多い」
だが、今の高市首相には余裕などない。先の自民党関係者が言う。
「高市首相はトランプ対応などに追われていたせいか、連絡が取れない状態が一時続いていた。ある政権幹部が政務の関係で直接確認したい件があり、メールを送ったのに返信はなし。携帯にかけても折り返しがなかったみたいです。結局、その幹部は官邸スタッフを通じ、ようやく本人から返答を得られたそうです」
10月30日発売の「週刊新潮」では、高市氏を悩ませる数々の問題について詳しく報じる。








