「顆粒だしはありえない」「冷凍食品は手作りじゃない」 竹内涼真が“トンデモ男”を熱演するドラマが興味深い
「カレーは野菜を切るだけで料理じゃない」「顆粒だしやめんつゆを使うなんてありえない」「冷凍食品を使った弁当は手作り弁当ではなく解凍弁当」「レンジで加熱は味が落ちる、作り立てがベスト」。主人公がメシに関してとにかくうるさく、決め付けは度を超えている。自分の彼女が作った筑前煮は最高だとのろけるが、筑前煮(しかも根菜類は飾り切り)がどれだけ手間のかかる料理か、分かっていない。料理をしないくせに、料理に異様なこだわりがあって他人にもそれを押し付けてくる。スペックも外見もハイクラスだが、こんなコバエより煩わしい男をどう思う? そんな男が登場するドラマが「じゃあ、あんたが作ってみろよ」。...

