夜の仕事や泊まりの仕事は「NG」に…菊地亜美、超売れっ子から「断ることも大事」と思うようになったワケ
多忙だった20代
アイドルグループのメンバーとしてデビューし、売れっ子のバラエティタレントとなった菊地亜美(35)。多忙を極めた20代を経て、結婚、出産。人生の大きな転機を迎えるごとに、より豊かに、そして楽しく変化してきたという。「今が一番楽しい」と語る菊地に、思いを聞いた。(全4回の第4回)
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【写真】昔から「美少女」だった…幼少期、小学、中学、高校、デビュー時の菊地亜美
高校3年生の時にアイドルグループ「アイドリング!!!」のメンバーとしてデビューしました。もともと、「アイドルになりたい」いうよりは、「テレビに出たいと」いう気持ちが強かったですね。
アイドル活動を続ける中で、20歳ぐらいの頃に大きな転機が訪れました。きっかけはフジテレビ「めちゃ×2イケてるッ!」のオーディション企画。100人ぐらいのアイドルが出たと思います。
全員がカメラに映ったり喋ったりすることはできないから、喋りたい人は自分で前に出て頑張ってください、という形式でした。そこで頑張ったところ、その姿を見ていたスタッフさんから声をかけてもらい、バラエティ番組に呼んでもらえるようになりました。
21歳ぐらいからバラエティでの活動が増え、24歳で「アイドリング!!!」を卒業し、そこからはずっとバラエティに出演させていただきました。
バラエティには、いわゆる「おバカ」なキャラクターとして出ることが多かったのですが、実は自分ではあまり「おバカ」な自覚はなかったんです。地元では比較的頭の良い学校に入っていたので……。「なんであの学校出身なのに、『おバカ』キャラで出ているの?」と言われたこともあります。
ただ、テレビに出られるなら何でもいい、というスタンスでしたし、喋るのが好きで、性格も割とそのままだったので、ナチュラルにやっていたら、ああいうキャラクターになったという感じです。
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