菊地亜美が告白 部屋が汚くても寝る、冷凍食品も活用…完璧主義をやめて楽になった「子育て」
考えが変化
タレントとして第一線で活躍しながら、二児の母として育児にも奮闘する菊地亜美(35)。子育てについては、「正直向いているか分からないけど、好きなんだと思う」と語る。以前は思い通りにいかないことの連続で、自分を追い詰めた時期もあったという。しかし、二人目の出産を経て、考えは大きく変化。「手抜きできるところは抜く」という境地に至ったという。(全4回の第2回)
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【写真】昔から「美少女」だった…幼少期、小学、中学、高校、デビュー時の菊地亜美
子育てについては、正直に言うと「向いている、向いてない」は分からないですが、とりあえず好きなんだなと思っています。
今までのバラエティなどの仕事は「仕事だから頑張ろう」という意識がありました。ただ、子育てでは、子どもから広がる世界や今まで面倒くさそうだと思っていたママ友界隈の集まりなどに入ってみたら、すごく楽しめる自分を発見できました。
もちろん、辛いことや、思い通りにいかないことは毎日たくさんあります。
例えば、二人目が生まれてから、長女が「私なんかどうでもいいんだね」と嫉妬するようになってしまうことがありました。長女は5歳なのに夜中に起きるようになってしまったり……。毎日、細かい心配や不安、イライラは尽きません。
本当に、子育ては思うようにはいかないですね。でも、そうした大変さも含めて「楽しいな」と最近は思えるようになりました。
昔は、完璧にできないのに完璧主義で、自分を追い詰めていた時期もあったんです。部屋が汚かったら、たとえ寝るのが遅くなっても片付けなきゃと思ったり、仕事をしすぎて子どもを預けるのはかわいそうとか思ったり、お弁当に冷凍食品を使うのは手抜きだと思って頑張って作ったりしていました。
でも、二人目が生まれてからは、手抜きできるところは抜くようになりました。離乳食のレトルトやお弁当の冷凍食品も使うようになり、おいしくて便利なものに頼るようになりましたし、部屋が汚くても、とりあえず子どもたちと楽しく接することを優先するようになりました。
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