まさかの“UFO”を発見? 横尾忠則が振り返る「阿久悠」との思い出

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 画家に転向したのが1980年、その2~3年前にサモアに行きました。電通の藤岡さんの呼び掛けで、阿久悠、浅井慎平、池田満寿夫、平岡正明、それに僕の5人の他に電通の人が2人、それと電通の参事だった小谷さんらの10人位のグループ旅行でした。

 旅行の目的はあるようでなく、多分この5人なら黙っていてもメディアで写真や絵や文章で旅の印象を書いたり、撮ったりするに違いないと、招待されたのです。

 僕は5人の内、阿久さん以外は友人、知人だったので何んとなく気心がわかっていました。...

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