“下着案件”で高校退学になったグラエンサー(20)の現在 通りがかりにコソコソ噂され…「一般人でいたい」「穏やかに生きたい」の複雑胸中

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一度は断念も…大学入学へのこだわり

 そんなちーまきは今年4月から大学生としての日々を送っている。案件の騒動で高校は退学したものの、その後、通信制の高校に入学し卒業。一度は東京の大学を受験し合格していたのだが、父親に反対され進学を断念した過去がある。実は現在通う大学は、一度辞退した大学に再び試験を受けて入ったのだという。

 一度は諦めた大学入学にこだわったのには切実な理由がある。

「大卒という肩書きが欲しくて。中卒いじりをされるのが嫌なんです。高校も卒業しているんですが、記事の見出しでいまだに『高校退学』と出されちゃうんで。SNSでどれだけ頑張って『高校卒業してます』と言っても、『中卒でしょ』と言われちゃうので」

 現在は東京で一人暮らしをしながら、片道1時間半をかけて大学に通っている。「人が多いところがよくて。賑やかなところを選びました」というキャンパスライフだが、友達はなかなかできないそうだ。

「授業で後ろに座っていた子が私に気づいて、授業中は話しかけてこなかったんですけど、終わった後にエレベーターまで走ってきて『ちーまきさんですよね? でも大学は非公開ですよね。陰ながら応援してます』って言われました。ほかにも声をかけてくれる人もいるんですけど、通りがかりにコソコソと『あれ、ちーまきだよね?』と言っているのが聞こえて、それはめっちゃ嫌です。なんか言うなら聞こえないように言ってほしい。逆に声をかけてくれるのは全然オッケーです」

 東京での一人暮らしの悩みを聞くと「電車が混んでいることと、友達ができないこと。あとホームシックになることです。仕事が入ってもいいように金土日は空けているんですが、仕事がないと福井の実家に帰っています。きょうもこの後、帰ります」と話す。福井には月1回は必ず帰っているという。

「これ以上、波瀾万丈にはなってほしくない」

 20歳になってやりたいことを聞くと「競馬」「麻雀」と意外な答えが返ってきた。

「お姉ちゃんが競馬が好きで、20歳になったら連れていってもらう約束をしてます。めっちゃ行きたかったのが有馬記念なんですけど、お姉ちゃんから『初競馬でそれはやばいよ、あんな人が多いところは行かん方がいい』って言われました。あと麻雀も覚えたいです。地元の友達がめっちゃ好きでストーリーにあがってくるので。仕事では、『酒のツマミになる話』に出てみたいです」

 写真集発売を発表するインスタグラムの投稿で、ちーまきは自らの人生を「波瀾万丈」と振り返った。激しい波を乗り越え、普通の人生では辿りつかない場所に来たが、彼女本人が望むのは穏やかな日々だ。

「これ以上、波瀾万丈にはなってほしくないです(苦笑)。穏やかに生きたい。SNSでも炎上したくないです。今は事務所に入っているので、迷惑がかかっちゃうので。投稿をする時に今は写真や言葉も考えて投稿しています」

 求めるのは穏やかな日々。大学卒業後は、再び地元に戻ることも考えている。もし2冊目の写真集を出すなら? との質問にも次のように答えた。

「スイスに行きたいです。自然に囲まれて、現実逃避したくて。もうスマホを置いて行きたいです」

ちーまき
SNS総フォロワー数77万人を超える現役大学生。等身大の魅力とセクシーさを兼ね備えた“グラエンサー”として人気。高校在学中の2023年、PR案件の投稿を契機として高校を退学。その後グラビアで本格的に活動を始め、雑誌を中心に活躍している。公式Instagram:@116tn_ 公式X:@**116tn_1

徳重龍徳(とくしげ・たつのり)
ライター。グラビア評論家。ウェブメディアウォッチャー。大学卒業後、東京スポーツ新聞社に入社。記者として年間100日以上グラビアアイドルを取材。2016年にウェブメディアに移籍し、著名人のインタビューを担当した。その後、テレビ局のオウンドメディア編集長を経て、現在はフリーライターとして雑誌、ウェブで記事を執筆している。著書に日本初のグラビアガイドブック「一度は見たい! アイドル&グラビア名作写真集ガイド」(玄光社)。noteでマガジンを連載中 X:@tatsunoritoku

デイリー新潮編集部

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