支持者たちが「憎きエリートたち」の苦難に歓喜する…トランプ氏が米国社会に「憎悪の種」をまき続ける理由
政府機関のシャットダウンは先が見えず
米国社会の分断がさらに深刻になっている。
10月18日、トランプ政権に抗議する「NO KINGS(王様はいらない)」デモが全米各地で行われた。主催者によれば、2700カ所以上で合計約700万人が参加した。第2次トランプ政権発足後、最大規模だ。
連邦政府機関のシャットダウン(業務の一時停止)問題が解決する目途も立っていない。トランプ政権は民主党との妥協を図る努力をするどころか、この事態を奇貨として自らの政策をごり押ししようとしているからだ。...

