「テレビはNHKのみ」「徹底的なスパルタ式」 ノーベル賞受賞・坂口志文教授を生んだ父の“英才教育”
世界的な研究者は、逸話のスケールもまた桁外れである。さる6日、ノーベル生理学・医学賞を受賞した坂口志文(しもん)・大阪大学特任教授(74)。30年前の大発見が見事に結実したわけだが、少年時代は、厳しいながらも国際色溢れる環境に身を置いていたという。
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坂口教授の受賞理由は、自己免疫の過剰な反応を抑える「制御性T細胞」の発見。6日の会見で、子どもたちへのメッセージを求められた際には、
〈興味のあることを大切にする。それを続けることで新しいものが見えてきて、気が付いたら面白い境地に達する〉
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