フェンシング金メダリストが「一目ぼれ」した“東欧美女” 「五輪が終わるまで待って」からのプロポーズの答えは
「どう思ってるの?」と聞かれて……
ますます引かれ合う二人は5月、香港でついに初デート。100万ドルの夜景を楽しみ、オラさんの好きな小籠包に舌鼓を打った。
交際についてオラさんが「どう思ってるの?」と尋ねたことも。ただ恭助さんは目前にパリ五輪が控えていたこともあって「五輪が終わるまで待ってほしい」。
五輪団体で金を取り、いったん帰国した彼は「行くよ」とメッセージし、8月下旬、オラさんが待つポーランドへ行って正式に交際開始。首都ワルシャワやオラさんの故郷・グダニスクなどを訪ねた後、伊サルディニア島でバカンスを楽しんだ。
12月の韓国大会後、オラさんが初来日。恭助さんは家族に紹介し、年越しも一緒に過ごした。「食事も文化も楽しめたし、何よりご家族にあいさつできたのがよかったわ」とオラさん。特に「納豆が大好き」で、コンビニの肉まんや唐揚げなどもお気に入りというから日本の水は合ったようだ。
今年4月に再来日。「もともと結婚を見据えてたけど、より現実的に。ポーランドでは25歳で結婚の大きな波が来るので、二人の間でも“結婚”という語がよく出るようになっていた」と恭助さんは明かす。
求婚はサプライズで
結婚は既定路線だが、サプライズを演出するため、彼は小さなうそを。8月25日、彼女を伴ってクルージングツアーに出かけた。予約した特別室で、彼女は「ここでプロポーズしてもらえたらいいのに」と何度も口にした。なぜなら「婚約指輪が届くのは26日だよ」という彼のうそを信じていたからだ。テラスに出た後、彼は再び小さなうそ。羽田空港を望むあたりで「飛行場のほうを向いて目をつぶってお願いするとかなうらしいよ」。
ポケットに忍ばせた指輪を取り出すのに苦労していたのを隠すためだった。
「Will you marry me?」
目を開いたオラさんの眼前に婚約指輪。その大きな瞳から涙があふれ出した。
「健康でかわいい子どもが2人欲しいかな」とはオラさん。「大事なのは家族がワンチームであること。子どもの考えや感じ方を聞き、信頼し合い、支え合う家族でいたいわ」と英語で話した彼女は、早くも9月から日本語学校に通い始めた。
日本が大好きな彼女が、こんな夢を美しい日本語で語る日も近いだろう。






