「二岡ヘッド」「駒田3軍監督」退団で、来季巨人に「阿部イエスマン政権」誕生の懸念 今季も選手は「試合中、ベンチのほうばかり気にしていた」

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甲斐は必要だったのか

 大物選手の補強が必ずしもプラスに働くとは言えない。昨オフに甲斐拓也をソフトバンクからFA補強して正捕手として期待されたが、6月以降は攻守で貢献度が高かった岸田行倫が先発マスクをかぶり続けた。移籍1年目を終えた時点で獲得が成功だったのかを判断するべきではないかもしれないが、甲斐は今年から5年契約を結んでいる。昨年は岸田、大城卓三、小林誠司の3人を捕手で起用してうまく機能していただけに、本当に必要な補強だったのか疑問が残る。

 今オフは岡本和真がポスティングシステムでメジャー挑戦を希望している。不動の4番が抜ける事態になれば、得点力不足も懸案事項になる。V奪回どころかBクラスに転落しても決して不思議ではない。契約最終年の阿部政権には険しい道が待ち受けている。

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