「高市さんは目を見開いて“ホンマに!?”と…」 自公連立解消のウラ側 一方、「高市氏はタカをくくっていたフシが」の指摘も
【全2回(前編/後編)の前編】
突如突き付けられた離縁状に高市早苗自民党総裁(64)は動揺の色を隠せなかった。26年続いた自公連立の崩壊。高市氏が事態を軽視していた一方、公明党の支持母体・創価学会の側にも利己的な計算があった。顔色を失う自民党議員。政治の一大転機の裏に一体何が。
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眉間には深い皺が刻まれていた。10月10日午後、高市氏が国会の一室から出てきた際の表情である。
「高市氏は、自民党の鈴木俊一幹事長(72)同席の下、公明党の斉藤鉄夫代表(73)、西田実仁(まこと)幹事長(63)との会談を終えたところでした。...

