小室弁護士夫妻の「お忍び生活」はまるで「伝説の大女優の晩年のようだ」 米雑誌が注目した「無欲」とは
身分を隠したプリンセス
米国の雑誌の最新号でニューヨーク州の弁護士・小室圭さんと結婚した秋篠宮家の長女、小室眞子さんが表紙と特集記事で取り上げられている。表紙に印字されるタイトルは「Princess Incognito」。身分を隠した、お忍びのプリンセスくらいの意味になるだろうか。内容を紹介しながら宮内庁内の反応についても触れる。
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小室眞子さんが表紙を飾った「タウン&カントリー」は1846年創刊のライフスタイル誌で、読者には富裕層やそれにあこがれる層、経済的、社会的地位が高い層が多いとされる。
そんな雑誌の最新号の表紙に眞子さんが選ばれ、日本の皇室制度や圭さんとの結婚、渡米後の暮らしなどについてロングストーリーで展開されている。記事のタイトルは「身分を隠したプリンセス:元皇族の小室眞子はいかにして逃れたのか」――。
まずは少し長くなるが、ネット版に記された記事の内容を紹介しておこう。
英王室との対比
記事は一貫して小室さん夫妻に好意的なトーンで書かれている。
ライターのティム・ティーマン氏は専門家のコメントを引いて《もしあなたが街で小室さん夫妻に会っても、すぐには見分けがつかないでしょう。だからこそ、彼女たちの物語はこれほどまでに印象深いのです》と指摘。
英国王室を離れたハリー王子とメーガン妃と比較し、彼らが展開した書籍の出版、Netflixとの契約、各種のインタビュー、インスタグラムでの発信の数々とは対照的に、小室さん夫妻は《真にプライベートな生活を送ることは可能だということを示した》とした。ハリー王子らはメディア露出により大金を手に入れたが、小室さん夫妻はそうした誘惑に負けなかった旨も記されている。
また、日本の皇位継承のルールにも言及し、《男系男子の継承は多くの批判や議論の的となってきたが、現状、変更されていない》と言及。専門家のコメントから《皇室の女性と一般人が結婚するということは、事実上、その女性は皇室から外されることを意味します》と指摘した。さらに、《眞子さんの結婚で一部の日本人にとって本当に衝撃的だったのは、夫の圭さんがごく普通の家庭で、その母親が多額の借金を抱えていたという事実だ》と続けた。
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