愛娘の死後は「テレビが怖い」…「松田聖子」の復活は? 「Perfume」出演ならラストステージとなる? 「紅白歌合戦」NHKが狙う「目玉候補」の行方
放送まであとふた月余りとなったNHK紅白歌合戦。「放送100年」を迎える節目の年の目玉出演候補は誰か。【前編】では、この5月に活動再開を発表した「嵐」と、永遠のライバル、松田聖子&中森明菜のW出演がNHK側の“狙い”であることを記した。【後編】では、その聖子と、ここに来て目玉のひとつとなった女性グループの出場の可能性について記す。
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ネットでの誹謗中傷
2021年年末の紅白出場が決まっていた聖子だが、直前に娘の神田沙也加が死去したことから、出場を辞退した。以後はコンサートこそ開催するものの、テレビで見かけることは少なくなっていた。
「その後、テレビ番組に出演した彼女に対し、ネット上で心無い人たちから、“娘が亡くなったのになぜのうのうとテレビに出ているのか”などといった心無い誹謗中傷が書き込まれた。聖子はそれに心を痛め、不特定多数が視聴する場に出ることが怖くなってしまったようなのです。以来、ファンの前には出るものの、テレビへの出演はめっきりと減った」(芸能デスク)
そんな聖子がクローズアップされたのが今年の6月に放送された特別番組「NHK MUSIC SPECIAL 松田聖子 マイ・ベスト・SEIKO」だ。
「往年の歌唱シーンが流れ、最後には聖子さんがインタビューで出てきたのですが、その聖子の現役感がハンパないと評判だった。この番組は非常に評判がよく、8月に再放送されたほどでした」(同)
「うたコン」の視聴率が
さらに「聖子待望論」を盛り上げた番組が「うたコン」だ。今年7月22日の放送では、作詞家活動55周年を迎えた松本隆の功績をたたえ、彼の楽曲の特集が組まれた。松本隆は数々のヒット曲を生み出しているが、中でも聖子とは縁が深く、「赤いスイートピー」「青い珊瑚礁」など多数のヒット曲を提供したことでも知られる。この番組に聖子は出演することはなく、「赤いスイートピー」を氷川きよしが歌唱したが、
「この回の視聴率が通常の『うたコン』よりもかなり高かった。局内でも話題になり、松本さんは数字を持っている。紅白でも前面に出し、聖子さんがホンモノの『赤いスイートピー』を歌えば視聴率が見込めるとの声が局内で上がっています。昨年、41年ぶりに紅白に出場したことで話題となった『THE ALFEE』も、NHKの『SONGS』に出演したとき、大幅に視聴率を上げたことで注目され、紅白出場に至っている。その例を取れば聖子の存在も非常に大きくなっている」(レコード会社関係者)
問題は聖子本人の意向だ。
「今年の紅白は“明菜聖子のW出場”が最重要課題。猛烈にアタックしてもおかしくないでしょう。既に沙也加さんの死から4年が経っていますし、出場の可能性は十分にある」(同)
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