日本最大の新宗教「創価学会」はもはや“頭打ち”なのか? 実は海外マーケットと親和性が高い「柔軟性」と「ネバーギブアップの精神」
第2回【かつては東大、早慶を蹴って“創価大”に入学する若者も珍しくなかったが…創価女子短大「募集停止」で創価大はどうなるのか】からの続き。これからも創価学会は宗教というコンテンツを提供する場として、これからもしぶとく生き残っていく――。【秋山謙一郎/ジャーナリスト】(全3回の第3回)
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「日本で折伏出来ないのなら、海外でしたらいい。これからは世界に目を向けろ」
1991年春、創価大学学生寮で残寮生と呼ばれる上級生が入学したばかりの新1年生にこう檄を飛ばしていた。...

