前橋市長の”密会相手”が「ホテルを提案」の真偽は? 「ホテルに行こう、などと言うタイプではない」証言も

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急に元気がなくなって……

 そんな“功労者”に異変が起こったのは今年の夏。親交のある市議が明かす。

「急に元気がなくなっちゃってね。9月初めには、会議のあとに真っ青な顔をしてぼうぜんと立ち尽くしていた。おかしいと思って“疲れてる?”と連絡したら“分かります?”って。そのあと話をしたときには“部署異動したい”と、弱々しい声で言っていました」

 そして本件の発覚。当人の希望で「総務部秘書課長」から「総務部職員課副参事」という事実上の“係長クラス”に降格した。彼は現在、夏季休暇と有給休暇の名目で休みを取っている。市役所によれば、夏季休暇はのべ5日、有給は計20日まで取れるという。

 森山氏に取材依頼のメールを送ると、弁護士から、

「(職場)復帰のめどについては、具体的には立っていません」

 との回答があった。

 先の市議は、森山氏を励ますべく奔走している。

「彼からは“家の方も子供の関係でいろいろありまして、少し落ち着いたら連絡させていただきます”とメールの返信がありました。弁護士は説明会で“奥さんも憔悴している”と言っていた。森山さんは婿入りしているから、家に居場所はないかもしれない。高校生の息子さんもいますし、家庭崩壊していないか心配です」

 お相手の窮状を知ってか知らずか、小川市長は、6日の会見で改めて“考える時間が欲しい”と述べた。

週刊新潮 2025年10月16日号掲載

ワイド特集「秋うらら」より

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