唐沢寿明が意識する、先に独立した「後輩俳優」の成功 妻・山口智子の「ヤツ」発言のウラ
唐沢に“ベタ惚れ”
一部では研音の創業者の1周忌を待って独立を発表したとの説もあるが、「創業者の野崎俊夫氏はタレント業務にはほとんど口をはさまないタイプでした。今回の独立との関連性は低そうです」(前出のスポーツ紙記者)。
実は唐沢にとって独立に大きな影響を与えたのは同じ事務所に所属していた竹野内豊(54)だという。
「研音をやめて独立した竹野内豊は、その後、NHK朝ドラ『あんぱん』に出演したり、『JR東日本・大人の休日倶楽部』のCMを20年務めた吉永小百合から引き継いだりするなど、大いに活躍しています。唐沢は意識しているでしょう。事務所のしがらみから離れてのびのびと仕事をしている竹野内は、唐沢が本来目指していた姿だからです。
駆け出しのころ、『仮面ライダーシリーズ』『スーパー戦隊シリーズ』の脇役で出演していた唐沢が、ブルース・リーをリスペクトしているのは有名な話。親交の深い真田広之や江口洋介らとのパイプを生かして年明け以降、アクション大作などに挑む可能性は大いにありますね」(同)
一方の山口といえば、最近の仕事は旅行や地球環境に関するイベントやトークショーの割合が増えており、ドラマや映画からは遠ざかっている。しかし、女優業への執着があまりなくファッションも無理に若作りしない、自然なスタイルを貫いている山口への注目度は徐々に増しているようだ。
「山口の実家は栃木市内にあった創業120年の老舗旅館のため、旅行にまつわる仕事とは親和性があります。また本音トークも彼女の強みです。9月21日に放送されたTBS系『バカリズム×山口智子 ちょっと聞いてよ!ぐちバカリ』に出演した際、夫の唐沢との私生活を明らかにしたうえで、『ヤツ(唐沢)は私の100億倍ちゃんとしている。私はけっこう忘れるけど、向こうは綿密な計画のもとに生きている』と語ったことから、視聴者から『“ヤツ”呼ばわりはいかがなものか』の声が上がるなど物議を醸しました。
ただ、山口が唐沢に“ベタ惚れ”なのは芸能界ではあまりに有名な話。むしろ着目すべきは『唐沢が綿密な計画のもとに生きている』の部分です。テレ東の会見では自虐的に自身を“オワコン”のように表現していましたが、意外にも唐沢は英語が堪能です。来年以降、思いもよらぬ配信作品に出演していてもおかしくありません」(在京キー局関係者)
日本のドラマ界をリードしてきたレジェンドの次なる一手は――。






