一方は勇ましく、一方は色気をのぞかせて… アラフォー人気女優2人の「和装」姿に見えた“違い”

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「気持ちを込めて着物を着てきた」

 所変わって、翌21日の東京都内。映画「おーい、応為」(10月17日公開、大森立嗣監督)の舞台あいさつには、長澤まさみ(38)が登壇した。江戸時代を代表する浮世絵師・葛飾北斎の娘で、弟子でもある葛飾応為の豪胆な生き様を描いた作品。監督とは「MOTHER マザー」(20年)以来のタッグとなる。

 時代劇での主演は初という長澤は「応為を演じ、すごくいい思い出として私の人生にも焼き付いているので、そんな気持ちを込めて着物を着てきました」とシックな出で立ちを披露。「日本画は筆を立てるので、習字を書くような持ち方ではなく、初めてで」と練習に練習を重ね、吹き替えなしで挑戦した絵も見所なのだそうだ。

 人気、実力ともに二分し、好感度などの調査では常に上位にランクインする綾瀬と長澤。その二人が、時ほぼ同じくして、それぞれ無二の魅力を振りまいたのであった。

撮影・本田武士/福田正紀

週刊新潮 2025年10月2日号掲載

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