ウクライナの戦場で「ドイツ製のハイテク兵器」が使いモノにならない理由…最前線で酷評された最新兵器の“意外な欠点”とは
ゲパルト自走対空砲の威力
一方、レオパルト1は少なくともウクライナの戦場には向いているという。重量が40トンと軽いため高速移動が可能であり、燃費も優れている。もちろん高度なデジタル部品など全く使われていないため、整備や修理の負担は非常に少ない。
特にウクライナの戦場で大活躍しているのが1973年に配備が始まったゲパルト自走対空砲だという。
第2回【時代遅れの「ゲパルト自走対空砲」がウクライナ戦線で大活躍の真相…最新兵器が最大の成果をもたらすとは限らない「戦艦大和」の教訓】では、旧式のドイツ製兵器がウクライナの最前線で重宝されている理由や、最新型のハイテク兵器が持つ欠陥と戦艦大和・武蔵との意外な共通点、トヨタの自動車が戦場でも高く評価されている事実などをお伝えする──。
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