「もうこりごり」「病院は二度とごめん」夫の決断に倉田真由美の取った行動とは 「大正解」だった訪問医の言葉
状況が一変
2024年2月に亡くなった映画プロデューサーの叶井俊太郎さん(享年56)は、最初から家で死ぬと決めていたわけではなかった。当初はホスピスを考え、妻で漫画家の倉田真由美さん(54)に「調べておいて」と頼んでいたほどだ。しかし、入院や処置を重ねる過程で「病院は二度とごめんだ」と感じ、「家で死ぬから」と告げたという。最新刊『夫が「家で死ぬ」と決めた日 すい臓がんで「余命6か月」の夫を自宅で看取るまで』(小学館)を出した倉田さんが当時の様子を振り返る。(全5回の第2回)
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