暗殺されたチャーリー・カーク氏と参政党・神谷代表には多くの共通点が 「過激な陰謀論者ではないが、支持者には陰謀史観に染まり切っている者が」

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年末に再会の約束

 神谷氏はカーク氏の訃報を受け、〈氏は単なる来賓でなく、共に未来を築く同志となりました。(中略)たとえその命が奪われても、氏の志とメッセージが奪われることは決してありません〉と自身のSNSに記し、哀悼の意を表した。

「トークセッションで意気投合した二人は“お互い『日本ファースト』『アメリカ第一』でやっていきましょう”とエールを送り合う形でイベントは終了しました。年末にはカーク氏主催のイベントで再会を約束していただけに、代表はもちろん、党関係者の失意と落胆には大きなものがあります」(前出の党員)

 山田氏が言う。

「陰謀論者の心をくすぐるような発言をする一方、当人は過激な陰謀論者でない点も二人に共通しています。他方、支持者やアンチには陰謀史観に染まり切っている者も少なくないという現実がある。今回の事件を機に、そんな“彼ら”と今後、神谷氏がどう向き合っていくかが問われていると感じます」

 最近の「日本は移民国家」「排外主義は許さない」などの発言から“穏健路線にシフトした”と言われる神谷氏。果たして、カーク氏の遺志はどこまで継承されるか。

週刊新潮 2025年9月25日号掲載

特集「暗殺直前に東京で講演 トランプの盟友カーク氏が神谷宗幣代表の前で語ったこと」より

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