「ステータスを控えめにアピール」 小室弁護士ファミリーの車選びに見えたこだわり ブランドや価格は?

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「ステータスを控えめにアピール」

 一体どういうことなのか。欧米の車社会に詳しい自動車生活ジャーナリスト・加藤久美子氏の解説。

「ボルボの自動車は、北欧らしいデザインの外観で洗練されていますし、ステータスを控えめにアピールできます。欧米でも子どもがいる意識の高いファミリー層、それこそ弁護士、医者などの中高所得のホワイトカラーが好む車なのです。小室さんが乗られているのはボルボの中でも小さなタイプ。小回りが利くので、眞子さんが運転される場合でも扱いやすいサイズ感ではないでしょうか」

 渡米前に眞子さんは国際免許を取得されており、ハンドルを握ることは可能とみられる。今のところ運転は小室さんが担当。眞子さんは自宅で“ワンオペ育児”にいそしむ。束の間の息抜きは家族との買い物だとか。子ども同伴なら、前述したライドシェアのように運転が他人任せとなるのは危険だ、と考えたとしても不思議ではない。

 先の加藤氏が続ける。

「小室さんが選んだボルボは、古くから安全性を非常に大切にしている会社です。1959年には三点シートベルトを初めて市販車に装備しました。現在は中国資本の傘下に入っていますが、その哲学は生きています。北欧はチャイルドセーフティーの意識が非常に高いのですが、それをけん引してきた自動車メーカーでもあります」

「家族への愛を感じる」

 世界の自動車メーカーの中でも、ボルボは同乗する子どもへの安全対策がピカ一で、独自のコンセプトを持っているというのだ。

「ボルボは安全性が高いといわれる『後ろ向きチャイルドシート』を強く推奨しています。小さな子どもを含む家族を大切にする人が選ぶ車がボルボというブランドです。家族への愛を感じますね」(加藤氏)

 事実、チャイルドシートなどを製造するスウェーデンのアウトドアブランドによれば、「後ろ向き」は「前向き」より5倍安全だそうだ。航空機で事故が最も起こりやすいとされる離着陸時、CAが座るシートはすべて「後ろ向き」。軍用の輸送機も、操縦席以外は衝撃に備えて「後ろ向き」の座席が多い。

 そう聞けば、車の選択のみならず小室一家の生活は子どもを中心に回っている。そう言っても過言ではないのである。

 別の現地住民に聞いても、

「小室さんのイクメンぶりは際立っていて、家族で外出する時には必ず子どもを抱いています。家のゴミ捨てから来客を迎えに行くのまで彼の担当ですね。マイカーを手に入れる前、彼が1キロ先のスーパーまで徒歩で買い物に向かう姿を見かけたこともあります。台所の常備品が切れてしまったのか、わざわざ米酢を買うためだけに出かけていたこともあった。育児に専念する妻に、なるべく負担をかけないようにしているようです」

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