「月額8000円でハンターになれる」 都心で働く会社員女性が汗だくでイノシシを解体 鉄道会社が始めた「新ビジネス」とは

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「ジビエを食べたい」でも「猟をしたい」でもOK

 参加の目的はさまざま。この日の八王子には「ジビエを食べたくて参加した」という人が多かったが、狩猟そのものが目的の人も。

「わな猟に興味があって免許は取ったのですが、わなを設置する場所がない。そんなペーパーハンターの私にとってはありがたい場」(20代OL)

「八王子支社への転勤が実現できたら、働きながらわな猟をしたい」(40代製薬会社勤務)

 拡大するジビエ需要を満たしつつ、獣害対策の担い手づくりを支える。農家は助かり、鉄道会社にもメリットがある。“三方よし”の新事業なのである。

撮影・西村 純/ハンターバンク

週刊新潮 2025年9月4日号掲載

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