「秋篠宮殿下がこの時期に成年式を行うことのほうが異例」 「悠仁さま」祝宴に「愛子さま」ご欠席の是非を専門家に聞いた

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クライマックスは和ばさみの音

 一方、悠仁さまの姉で米国在住の小室眞子さんと夫の圭氏は成年式にも出席されないことが発表された。

「まあ出席されないだろうなとは思っていましたが……」(山下氏)

 お二人が出席ということになれば、悠仁さまが霞んでしまう可能性もある。

「でも、宮内庁が『小室夫妻を招待したものの遠方に住んでいることや子どもが小さいことなどを理由に辞退された』と発表したのはよかったと思います。あらぬ憶測を呼びたくはないでしょうから」(山下氏)

 宮内庁も大変だ。

「皇嗣職の職員は、成年式関係の儀式と行事で相当忙しいでしょう」(山下氏)

 中心行事である加冠の儀では、未成年用の装束と被り物を着けた悠仁さまから側近が被り物を取り、代わりに成年になったことを示す冠を頭上に乗せ、冠の掛緒を和ばさみで切り落とすのがクライマックスだという。

「掛緒を切ったときのパチンという音が春秋の間に響きわたるのですが、これが加冠の儀のクライマックスです。使い慣れていない和ばさみですから、担当職員はきれいな音が出るように練習しているでしょう」(山下氏)

 だが、そんな宮内庁に対しても言いたいことがあるという。

「宮内庁は今年2月27日、成年式は9月6日に行うと発表したのですが、そのことは公式ホームページには掲載されませんでした。『悠仁親王成年式関係儀式行事等一覧』は成年式2日前の9月4日に掲載されましたが、本来は2月27日の発表の日に掲載して広く国民にお知らせすべきです。ホームページの改修や職員の増員でヴィジュアル面に力を入れるのも重要ですが、発表事項などについても国民に積極的にお知らせする姿勢を見せてほしいですね」(山下氏)

デイリー新潮編集部

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