ホストクラブでシャンパンタワーにダイブ、救急搬送…「頂き女子りりちゃん」の規格外の行動
情報商材だな
――「頂きマニュアル」は実際に購入して読まれましたか。その印象は?
購入はしていません。彼女が販売前に「特別に見せるね」といった形で一部を公開していた時期があったので、その時に見ました。最初の印象は「よくできているな」、そして「情報商材だな」と思いました。
後で話を聞いてみると、やはり情報商材そのものだったことが分かりました。言葉遣いが面白く、非常に「キャッチー」なんですよね。読みやすく、分かりやすく工夫されているため、情報商材としての編集能力や構成力が非常に優れていると感じました。
――マニュアルはなぜこれほど売れたのでしょうか。
彼女と親しかったYouTuberの方から聞いた話ですが、あのマニュアルは、彼女がホストから「されたこと」を全てまとめたものなのだそうです。さらに彼女は、自分がホストから「して欲しかったこと」を追求し、それを突き詰めたものをマニュアルにしたのです。だからこそ、非常に売れ、人を騙すことができたのだと思いました。
つまり、「痒いところに手が届く」マニュアルだったということです。騙される側が「これが欲しい」と思うものを的確に捉え、買う側が「ここが分からないからサポートしてほしい」と思う部分まで細かくサポートするような作りになっていた。その細かさにおいては、彼女が頭一つ抜けている部分だと感じました。
――マニュアル内では「りりコミット」などの独自用語が使われましたが、どのような意味合いを持つのでしょうか?
「りりコミット」は、「コミット(信頼関係を構築)する」という言葉に、“りりちゃん”が考案したコミット術を組み合わせた造語です。おそらく、通常のコミットよりもさらに強力なコミット術という意味合いでしょう。
彼女は基本的に「フレーズ勝負」なんです。彼女とやり取りした手紙などでも、はっと目を引くようなフレーズが出てくることがあります。
[2/3ページ]

