低視聴率でも募金は「7億円超え」 「横山裕」に救われた「24時間テレビ」はやっぱり「旧ジャニ」頼み?

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 観測史上もっとも暑い夏となった今年も例年通り、8月30日から31日にかけて「24時間テレビ」(日本テレビ)が放送された。恒例のチャリティーマラソンも行われ、酷暑の中を走り続けたSUPER EIGHTの横山裕(44)の過酷さは、画面からも伝わるほどだった。その甲斐あって、彼がゴールした直後には瞬間最高視聴率25・4%を記録(ビデオリサーチ調べ・関東地区・世帯:以下同)。もっとも、平均視聴率11・0%は歴代38位に……。

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 日テレ関係者は安堵した様子で言う。

「あの酷暑の中、想像を超える過酷なチャレンジを事故なくゴールできたことが何よりの成功だと思います。番組内でもっともチャリティーマラソンにスポットが当たるゴールまでの約1時間の走りは、ここ数年のランナーの誰よりも苦悶の表情で、例年以上に過酷さが伝わってきました。番組的にもチャリティーマラソンならではの盛り上がりが演出できたと思います。ゴールの時間も番組的にピッタリで、完璧と言っていいでしょう」

 横山がゴールしたのは31日の午後8時45分、番組が終了する9分前だ。昨年、ランナーを務めたやす子(26)がゴールしたのも午後8時45分で、瞬間最高視聴率まで25・4%と同じだった。だから、ちゃんと走っていないなどと言うつもりはないけれど、そこがまた作為的と批判される所以でもある。

「あまりに早くゴールしてしまうのも、逆に番組の終了に間に合わないのも……」

 実際、過去にはゴールが番組の終了に間に合わなかったこともあった。ともあれ、横山が105キロを走り抜いたおかげで、「マラソン子ども支援募金」は番組終了時点で7億40万8600円となった。

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