高校野球を襲う酷暑に「甲子園のドーム化」を望む声も…元プロ投手の大学教授が「夏の高校野球は札幌ドームで開催」を勧める理由

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 夏の全国高校野球は8月23日、沖縄尚学が優勝して幕を閉じた。今年も日本全国を猛暑が襲っているが、甲子園も例外ではなかった。大会は5日から始まり、試合が行われた15日のうち最高気温が35度以上の猛暑日は計10日と66・7%を占めた(註)。ネット上では以前から「甲子園の猛暑・熱中症対策は問題だらけ」と批判されてきたが、今年はさらに“甲子園のドーム化”という新しい論点が加わったようだ。

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 担当記者は「甲子園の猛暑・熱中症対策に関する議論は高校野球だけが対象ではありません」と言う。...

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