3年で100倍超に 東京で「防災対応マンション」登録数が急増でも「手放しで喜べない」理由とは

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「東京とどまるマンション」をご存じだろうか。災害発生時に自宅にとどまり「在宅避難」のできる設備を持つマンションを増やそうという取り組みだ。登録したマンションは、東京都から防災用の備蓄資材や非常用電源、浸水対策設備の導入にかかる費用の一部について補助を受けることができる。前身の制度は2012年から存在したが、2022年までの登録件数はわずか6件。それが一転、近年急速に数を伸ばしているというが、そこにはカラクリが――。都内マンションの販売価格を定点観測し続けるマンションブロガー「マン点」氏のレポートをお届けする。...

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