「離婚発表として巧みな高等戦術」 なぜ加藤ローサに称賛の声が集まるのか 「出演番組で行ったことで炎上リスクを回避」
【全2回(前編/後編)の前編】
先ごろトーク番組で離婚していたことを明かした女優の加藤ローサ(40)。それでも、“元夫”となったサッカー元日本代表の松井大輔(44)とは同居を続けているという。結婚生活での不満も口にした加藤に、SNS上では共感が相次いだ。各界の識者はどう読み解くか。
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【写真を見る】結婚10周年記念の指輪を見せる加藤。口元はほほ笑みつつも目が死んでいるようだ
加藤は8月17日に放映された「おしゃれクリップ」(日本テレビ系)の中で、離婚を打ち明けていた。
「冒頭で『新しい私たちの形で一緒に生活は続けつつ』、籍は抜いていると切り出したのです。時期は『今年じゃなくてちょっと前』とのことで、その理由については『年月を重ねて関係性が変わっていった』と話していました」(スポーツ紙デスク)
加藤はまた“(松井と)共通の思いで父母の役割は果たしたい”と、2人の男の子と4人での生活を続けていると明かしながら、
「VTR出演した松井が『(離婚は)紙の問題だけ』『いつも通りの生活をしている』などと語るのを見て、『超面白い』と一笑に付していました。加藤いわく松井は『変わらず自分の好きなことだけを追いかけている』といい、『籍が入っているかどうかで気持ちは変わる。いい妻でいなければと思ってきたが、今は力が抜けた。頑張らなくていいと思えるようになった』などと口にしていたのです」(同)
折に触れて加藤は“予兆”を発信
加藤が結婚したのは2011年6月。約半年の交際を経た“スピード婚”だった。松井が住んでいたフランスから、共通の知人を介して国際電話をもらったのが始まりだったといい、今年1月配信の「STORY web」のインタビューでは、当時を振り返って、
〈だんだんと距離が近づき、Skype(インターネット通話)を24時間繋げっぱなしで3ヵ月、まるで同棲しているかのような日々を過ごした〉
その後、松井から度重なるプロポーズを受けて迷っていたところ、女優友達から“女優は離婚してからがスタートだし、箔がつく”と言われたことから、
〈そっか、すぐ離婚すればいっかー、そんな気持ちで入籍に至りました〉
そう語っている。以来、結婚生活は十余年に及んだわけだが、その間は、松井の“気質”に悩まされてきたという。
「3年前のネットメディアのインタビューで加藤は“一緒に住んでみて、想像以上に俺様だった”などと明かしています。また結婚10周年の記念に松井から指輪をプレゼントされたことを記した21年11月のインスタグラムでも“まったく甘味のない10年だった”と不穏なハッシュタグをつけるなど、折に触れて加藤は“予兆”を発信してきたのです」(前出のデスク)
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