唐沢寿明&山口智子に「独立」の可能性が! 恩ある事務所を今になって去る“意外な理由”とは

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 俳優の唐沢寿明(62)が大手芸能事務所「研音」から独立する意向だという。妻で女優の山口智子(60)も同じ事務所所属だが、行動を共にするとみられている。芸能界に聞こえた大物夫婦が長年世話になった恩ある事務所を去るワケとは?

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「近しい人に独立の意向を漏らすように」

 唐沢は1990年ごろ、前事務所から研音に移籍した。

「移籍前の駆け出し時代、ヒーローや怪獣の着ぐるみの中に入るスーツアクターを務めるなど、苦労を重ねました。誰もが知る存在となったのは移籍後の92年。当時、『東京ラブストーリー』など恋愛ドラマでヒットを連発していたフジテレビが新作『愛という名のもとに』に彼を起用。鈴木保奈美演じるヒロインの相手役を演じたことが大きかった。以後も主役級の仕事が絶えることはなく、テレビ局との太いパイプを持つ研音に恩義を感じてきたといいます」(芸能記者)

 だが、研音の創業者である野崎俊夫氏が昨年6月、88歳で他界。これを境にスタンスは変わったようだ。

「彼は十分、事務所への忠義を尽くしたと考え、近しい人に独立の意向を漏らすようになったと聞きます」

 こう明かすのは、あるテレビ局の関係者だ。

「すでにその意向は研音サイドにも伝えたそうです。野崎さんは競艇専門紙を発行していた会社の音楽事業部を発展させ、79年に研音を設立。それ以降、オーナーとして君臨していた。唐沢さんはそんな“ドン”が不在となり、残りの役者人生を好きに過ごしたいと思うようになったのでしょう。渡辺謙さん(65)も3年前に大手の『ケイダッシュ』を退所するなど、今や独立は普通のこと。昔のように“仕事を干される”懸念もないですから」(同)

独立を志す“もう一つの理由”

 ただ、独立を志す理由は他にもありそうだ。

「唐沢さんと山口さんは95年の結婚後、ドラマや映画はもとより、インタビューやイベント出演などの細々とした仕事に至るまで、ほぼ共演できていませんでした。彼女が妻の座に収まり、女優としては第一線を退いたという事情がまずありますが、なにより研音さんが安易な“セット売り”を良しとしてこなかったというのも理由です」(前出のテレビ局関係者)

 夫婦仲に問題があったわけではない、という。

「唐沢は、自らが主演した2015年公開の映画『杉原千畝 スギハラチウネ』のロケで長らくポーランドに滞在した折、周囲に“(山口と)早く会いてえなぁ”なんて、よく吐露していたと聞いています。彼の愛妻家ぶりは業界ではつとに知られた話です」(先の芸能記者)

 夫婦は他方、ことプライベートの場では仲むつまじい姿を見せるようになる。

 車好きの唐沢は19年、東日本大震災復興支援のため発足したクラシックカーのラリー大会「GO!GO!ラリーin東北」に発起人として参画。例年、現地を訪れ、山口を助手席に乗せて車を駆っているのだ。

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