“大谷効果”で日本人客も激増! ロスでの「ドジャース観戦」に“透明なバッグ”が必需品な理由
ブルペンは外野席のすぐ近く
今回、山内氏が購入した座席のチケット代は193ドルから217.6ドル(税別)。計6試合で、1試合平均にすると3万3000円になるという。これにビールや、ホットドッグ、関連グッズを購入すると……。
「確かに高いですが、座席によってはおいしい席もあるんです。ドジャースタジアムでは、ドジャースは3塁側で、ブルペンはレフトの近くにあります。その近くで、席によっては、ブルペンで投げる大谷や山本由伸(27)を、本当に間近で見ることができます。また、テレビ中継で映っているバックネット裏の席は10万円以上しますが、その後ろの席でもピッチャーの球筋がはっきり見える、最高の席でした。値段も3万5000円から4万円ぐらいです」
山内氏は、ドジャースのファンクラブに入会しており、今回の6試合のうち、4試合はチケット代が割引になった。ある日の試合で、近くに日本人の家族4人が観戦に来ていたが、驚くことに、誰も野球に関心はなく、ルールも知らない。ただ、「ドジャースタジアムで活躍する大谷をこの目で見たい」との思いからやってきたという。
「ワールドチャンピオンになったメジャーチームの中心選手が日本人なんて、少し前までなら考えられなかったことです。3月の東京シリーズも観戦し、大谷を目の前で見られたからいいかなと思ったのですが、やっぱりロスの突き抜けるような青空の下で活躍する大谷が一番。またドジャースタジアムに行きたいですね」
















