「福原遥さんがキレイ過ぎてドキドキが止まらなくなって…」 『水ダウ』から大河に大出世した“元芸人”が明かす撮影ウラ話

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職業はフリーターかハケン

 俳優業ではドラマ本格デビューから3年弱で大河出演を果たす順風満帆ぶり。だが、芸人としては長らく芽が出ず、2020年、高専時代の同級生と8年間組んだコンビを解散。M-1でも活躍したお笑いコンビ「さらば青春の光」のYouTubeに登場して注目され、バラエティー番組からお声がかかるように。ただ、

「バラエティーで活躍する芸人さんたちを間近で見て、頭の回転が自分とまるで違うなと思って。もう芸人は諦めました。自分からは芸人と名乗ってもいません」

 では、肩書は「俳優」?

「演技ができているとは全く思えないので、俳優と名乗る資格もないです。職業はフリーターかハケンだと自分では思っています。呼ばれたお仕事にはどこにでも行くので……。俳優のお仕事が今後も来るか全く分からないですし、仕事が明日なくなってもおかしくない。不安なので先のことは考えないようにしてます」

 そう自虐的に話す彼にも、目標が一つあるという。

「最近、タランティーノ監督の『ジャンゴ 繋がれざる者』を観て、サミュエル・L・ジャクソンが黒人でありながら同胞の黒人を裏切る演技が素晴らしかったのに感銘を受けました。役柄は何でもいいので、そんなふうに人を引き込む演技をしてみたいです」

 芸域を広げ、いつか見る者を「ドッキリ」させてくれる日が来るか。

週刊新潮 2025年8月14・21日号掲載

ワイド特集「なぜ日本人は間違えたのか」より

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