“熱パ”の明暗を分ける「小久保・新庄」両監督の采配力 直接対決3連敗を招いた日ハム“ガラポン打線”の是非は?
CSで20歳と19歳の投げ合いも?
一方、日本ハムのキーマンとして名前を挙げたいのが、高卒ドラ1ルーキーの柴田獅子だ。高校(福岡大大濠)時代の実績で前田悠には劣るが、投手としての伸びシロの高さは勝るとも劣らない。
チームは柴田に大谷翔平の系譜を継がすべく、二刀流選手として育成中。先週末のイースタン・ロッテ戦では、2番DH兼先発投手として、リアル二刀流に挑んだ。柴田はその試合で投げては2回無失点、4三振の力投、打っては4打数1安打としっかり結果を残した。
一軍でもチームの後半戦初戦に先発マウンドを託され、3回パーフェクトの圧巻投球を披露。今のところ一軍での出場はその1試合だけだが、近いうちに2度目のチャンスは巡ってくるだろう。
新庄監督なら、9月にも3試合くまれているソフトバンクとの首位攻防戦やクライマックスシリーズの開幕戦に柴田を抜擢するような奇策を講じてきてもおかしくない。才能あふれる19歳をシーズン最終盤の切り札として起用する可能性は十分にあるのではないだろうか。
ともに外れ1位で入団
ちなみに前田悠と柴田はともに外れ1位での入団だったが、どちらもソフトバンクと日本ハムが競合している(前田は楽天を含めて3球団が競合)。つまり、ちょっとした運命のいたずらで、2人はチームメートもしくは逆のユニフォームを着ていてもおかしくなかった関係というわけだ。
両チームともに今季も残すところあと35試合。最後に勝利の女神がほほ笑むのはソフトバンクか、それとも日本ハムか。小久保、新庄両監督の采配、そして若手投手2人の動向に注視しつつ、最後まで手に汗握る展開になることを期待したい。
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