世代別300人の「あなたが聴きたい夏ソング」ザ・ベストテン! サザン、ゆず、ミセス…平成の定番?令和の新星?人気1位は

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 連日、暑い日が続く日本列島。猛暑日も熱帯夜も当たり前、という恐ろしい時代になってしまったが、こんなときこそ音楽で気分をアゲたい! そこで、10代~60代以上の男女300人に「好きな夏の歌」をアンケート。夏のお供に最高な曲が勢ぞろいしたサマーソングBEST10をいざ大発表!

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 4票ずつ入った10位の4曲は、もっとも新しいものから松任谷由実『真夏の夜の夢』(1993年)、榊原郁恵『夏のお嬢さん』(1978年)、美空ひばり『真赤な太陽』(1967年)と昭和の“夏の尾瀬”を思い出す唱歌『夏の思い出』(1949年)と、懐かしソングのオンパレード。

『真夏の夜の夢』は「ユーミンらしいアップテンポな曲」(埼玉県・61歳女性)、『夏のお嬢さん』は「明るいキャラの榊原郁恵の曲は、夏にふさわしい曲だった」(北海道・68歳男性)など、歌い手それぞれの“らしさ”を評価する声があがった。『真赤な太陽』は「それまでの歌とはまった違うジャンルの歌を初めて歌った事が驚きだった」(兵庫県・74歳男性)、『夏の思い出』は「夏が来れば思い出す…。子どもの頃からずっと夏になると何時も自然とこの歌い出しが口から出てくる」(茨城県・62歳女性)など、“当時の思い出”が浮かんでくるという声が。10位の4曲は「60代以上」男女の好きな曲に人気が集まった。

 9位は1971年にリリースされた吉田拓郎『夏休み』。「子供の頃の懐かしい思い出がよみがえる」(大阪府・66歳女性)と、こちらも懐かしい風景を歌った曲なのだが、なぜかこれが広島の原爆投下に対するメッセージソングであるという都市伝説が広まってしまい、6年前には「反戦歌などでは断じて!ない!」と本人が公式サイトで強く否定する事態に。

7位はカラオケ人気曲が

 7位にランクインした2曲はサザンオールスターズ『真夏の果実』とオレンジレンジの『イケナイ太陽』で、7票獲得。

『真夏の果実』は’90年7月に発売されたバラードで、40代以降を中心に人気を集めた。「付き合っていた彼が好きだった曲で、甘酸っぱい思い出の曲」(静岡県・54歳女性)、「発売された当時、夏の間ずっと聴いていた」(東京都・54歳女性)と、青春時代に思いを馳せる人や、「歌詞がおしゃれで、切ないメロディ。夏の曲は元気なものが多いけれど、この切なさが好き」(神奈川県・74歳女性)、「胸にグッとくる、とにかく良い曲」(東京都・47歳男性)と、楽曲の良さに魅了されている人も。

『イケナイ太陽』は「夏になると推しがよく歌ってくれるので」(宮城県・19歳女性)というコメントからわかるように、YouTubeの【歌ってみた】などでVチューバ―らがカバーし人気が再燃している。2007年の人気ドラマ『花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~』のオープニング曲で、夏らしい開放感あふれる1曲だ。

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