世代別300人の「あなたが聴きたい夏ソング」ザ・ベストテン! サザン、ゆず、ミセス…平成の定番?令和の新星?人気1位は
4位は『太鼓の達人』でおなじみ曲も
続くは12票の同票で、井上陽水の『少年時代』と、サザンオールスターズで『TSUNAMI』、ゲーム『太鼓の達人』でおなじみの『夏祭り』の3曲が4位にランクイン。
『少年時代』は中学・高校の音楽教科書に何度も掲載されているおなじみの曲だ。「小学生のころに出た曲なので、子どものころの夏を思い出す」(愛知県・44歳女性)、「兄弟や今は亡き両親との夏の情景が鮮やかに次々とよみがえり、懐かしさでいっぱいになる」(東京都・74歳女性)、「昔を思い出す」(福井県・64歳女性)と、郷愁を誘われる人が多いよう。
ほかにも「透き通る歌声が涼しく感じられて、夏になるとつい口ずさんでしまう」(兵庫県・63歳女性)、「暑いときこそ、のんびりした涼しげな曲が聴きたいので」(東京都・54歳女性)などのコメントも。挫けそうになる強い日差しを和らげてくれそうな避暑地ソングといえば、この曲かも。
サザンオールスターズの『TSUNAMI』は’00年1月発売。歴代シングル売り上げ4位の大ヒット曲だ(ちなみに1位は『およげ!たいやきくん』)。
1月発売ということからもわかるように、曲自体は夏を歌ったものではないが、「夏といえばサザン」(千葉県・44歳女性)、「サザンの中でも大好きな曲」(大阪府・53歳女性)と支持を集めた。また、「若いときに海でよく聴いた」(岡山県・52歳男性)、「青春時代、夏のドライブデート中に聴いていた」(大阪府・61歳女性)、「夏のドライブでよく聴いてます」(大分県・35歳男性)と思い出と直結している人も多い。♪見つめ合うと~と、オープンカーで海沿いを飛ばしながら熱唱すれば、猛暑もどこ吹く風!?
そして『夏祭り』。元祖は’90年にJITTERIN’JINNがリリースした曲だが、若い世代にはその10年後、Whiteberryがカバーした曲としておなじみだ。
♪君がいた夏は~と歌われるサビが耳に残るこの曲は、甲子園の応援歌として演奏されたり、「太鼓の達人」に登場したりするためか、10代~20代から多くの票を集めた。「昔から聴いているし、これを聴くと夏だなと感じる」(東京都・19歳男性)、「テンションが上がる」(栃木県・26歳女性)、「いかにも“夏!”という感じ」(愛知県・26歳女性)と、夏のアゲソングとして高い人気を誇っている。また、「『太鼓の達人』でよく遊んでいたから」(愛媛県・32歳男性)というキュートな意見も。
ミセスはすでに「夏の定番」!?
第3位には今、超絶大人気のロックバンドMrs. GREEN APPLEの『青と夏』が19票でランクイン。’18年8月発売のこの楽曲は、特に10代から圧倒的な票を獲得し、10代ではぶっちぎりの第1位となった。
「青春がめちゃくちゃ含まれている」(北海道・16歳男性)という声にもあるとおり、アップテンポの爽快なメロディは青春全開。
「青春が持つ楽しさ、虚しさ、寂しさがきれいに曲として昇華している。ポップなメロディとどこか憂鬱な気持ちもある歌詞のギャップがとても良い」(京都府・15歳女性)という若者世代の深い洞察や、「夏を感じさせてくれる。心が躍って楽しい気持ちになる」(山形県・54歳女性)という上世代からの支持も。
今回ランクインした曲の中ではもっとも新しい曲となったが、「もう夏ソングの定番になっている」(秋田県・22歳男性)という声もあがるほど。向かうところ敵なしのミセス、その人気がここでも証明されたようだ。
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