「兄弟子に飲酒強要も」 横綱・大の里が問題行動を繰り返すワケ 「誰もとがめられず、抑えが利かなくなった」

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「親方がしつけなければいけないのに」

 角界は長幼の序に厳しいはずでは?

「部屋の中では大の里だけが特別扱いですから……。番付でナンバー2の十両・白熊(26)だって、負けたら二所ノ関親方からこっぴどく叱られるのに、大の里はほとんど何も言われない。その上、後援会の関係者までが“ウチは泰輝(だいき・大の里の本名)の部屋だから”と手放しで褒めちぎるありさまで、誰も彼をとがめられなかった。結果、抑えが利かなくなったんです。親方がしつけなければいけないのに、何しろ大物新横綱なので」(同)

 192センチ、191キロの巨体にして俊敏さは比類ないと絶賛される大の里。

「右差しで前に出る相撲が得意です。近頃は左のおっつけもうまくなり、より推進力が増した。強さは圧倒的ですね」(相撲記者)

 大物の評を超えた真の大横綱たるには「心技体」の充実が必須だが……。

デイリー新潮編集部

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