「高市さんには総裁になってほしくない」公明党幹部が漏らした“仰天プラン”

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日本も“欧州型連立政権”に?

 先の参院選で公明党は、埼玉、神奈川、愛知選挙区で現職が落選。昨年の衆院選でも全勝はならず、集票力の衰えが顕在化しつつある。創価学会関係者が言う。

「今後、公明党は衆参とも選挙区からの撤退が進むだろう。連立の枠組みが拡大する事態も見越して比例代表に専念した方が、選挙区で自民党や他党に恩を売りやすいからね。選挙区とのバーターで、比例票の目減りを補うこともできる」

 再び政治部デスクの解説。

「参院選の後、公明党関係者から“欧州型連立政権”という言葉をよく耳にするんです。どうやら近い将来、日本の政界も選挙結果ごとに枠組みが変わる、欧州の多党連立と似た政治状況に変わるとみているようだ」

 海外で“極右”と報じられる参政党の神谷宗幣代表は、“欧州の連立政権のようなものに参画する”との構想を明らかにしているが、

「公明党と参政党は主義主張が真逆。ただ“自民党が関わる政権の終焉(しゅうえん)は近い”との認識は一致しているとみていい」

 それでも自民党の“コップの中の争い”は続く――。

週刊新潮 2025年8月7日号掲載

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