「平凡な成績の選手が、一夜にしてメダリストに」 アメリカ五輪委員会が「トランスジェンダー選手」の女子競技参加を禁止に LGBT当事者が解説する決断の深層
7月、米国オリンピック・パラリンピック委員会が、いわゆる「トランス女性」が女子競技に参加することを禁じる決定を下した。LGBTの権利拡大は世界の潮流であるが、なぜ米国はそこに“待った”をかけたのか。ゲイであることをカミングアウトしている元参議院議員の松浦大悟氏は、近刊『リベラルの敗北 「LGBT活動家」が社会を分断する』の中で、その背景を分析している。著書を元に、その深層を探ってみよう。
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上記の措置は、米紙「ニューヨーク・タイムズ」の電子版が伝えたもの。...


