作家の小原晩が振り返る、「息をするのがむずかしくなる」ような初恋 自分の恋を予習復習するように聴いたaikoの曲とは

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驚くほど自分の気持ちを歌っていたaikoの曲とは

『ここで唐揚げ弁当を食べないでください』『これが生活なのかしらん』などの著書で話題を呼ぶ、作家の小原晩さん。学生時代、初めての恋人との時間に心を揺らしていた彼女は、aikoのあの名曲を繰り返し聞きながら……。

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 恋をしていると、aikoの曲のなかから、そのときのきもちにぴったりあうものを見つけて、なんども聴く。高校生のころからの習慣である。

 中学生のころまで、aikoは「カブトムシ」と「テトラポット」のひとだった。
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