“ギャップ”に魅了されて… 38歳会社員がほれた女子フットサル選手の意外な一面

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ディズニーのカレーを完全再現?

 実は裕貴さん、一人暮らしが長く、学生時代には料理店でバイトしていたこともあって、その腕は玄人はだし。合わせ調味料や味付け商品を使うことなく、一から調味料をそろえ、カオマンガイやガパオライスを瑞己さんに振る舞うこともしばしばだ。「どこかで食べておいしいと思ったら、それを再現しようと家で作るんです」と笑顔を見せる。

 ディズニーマニアの二人が目下、自宅で食べたいと思っているのがディズニーランドのカレー。二人で行くと必ず注文するこのメニューを再現しようと追究を重ね、「今のところ8割方は完成したかな」と裕貴さん。特殊な調味料は使いたくないといい、普段使いできる一般的なスパイスを駆使し、完成も目前だ。

 瑞己さんはペットショップで働いたこともあるほどの犬好きで、「飼うならトイプードル」と思い描いていたが、ナンと裕貴さんが飼っていた。雄4歳の「茶々丸」。最愛の伴侶と同時に大事な家族も得た。

家族になった「茶々丸」

 瑞己さんには「子どもを産んでから現役に戻って活躍したい」との夢がある。裕貴さんは「その子どもと一緒に瑞己のプレーを見に行きたい」とほほ笑む。「本人が選んでくれれば息子でも娘でもサッカーをやらせたい」とも。そして、大好きなディズニーについては「上海を皮切りに、世界のディズニーを回ってみたいね」と声をそろえる。大好きなものを全力で楽しむ二人と愛犬の温かき家庭である。

週刊新潮 2025年7月31日号掲載

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