首都高6人死傷事故を起こした男が「JC・JS・ショタ」の児童ポルノ所持で追起訴されていた 遺族は「こんなクズ野郎に夫を殺されたかと思うと悔しい」
裁判長も呆れ果て…
杉平さんの妻が質問した際にはこのようなやり取りもあった。
杉平さんの妻「あなたが逆の立場で私たち遺族だったら、どう償って欲しいと思いますか」
降籏被告「私が被害者の立場であったら、やはり…、できれば同じような事故が二度と起きないような活動をして欲しいと思います」
この返答に杉平さんの妻は「加害者がですか?」と声を荒らげた。そして「命をもって償って欲しいとは思いませんか?」と問い直した。それに対する降籏被告の答えはこうだ。
「うーん。私はそこまでは思わないです…」
このようなやり取りを聞いていて、裁判長も呆れ果てたのだろう。「他人事のように話している印象を受けましたが、あなたはその自覚はありますか」と問いかけた。降籏被告の答えは「自覚はありません」。
閉廷後、船本さんの妻は涙を溜めてこう語った。
「不倫、再婚に続き、今度は児童ポルノです。そしてあの無反省な態度。どこまで私たちはあの男に愚弄され、苦しめられなければならないのでしょうか。降籏が人身事故を起こしたのはこれで3度目です。事故で相手に迷惑をかけても心から反省していなかったから、またしてもこのような大事故を起こしてしまったのです」
船本さんは、体調不良だったのに勤務を続けさせた会社が悪いとするネット上の声に疑問を呈する。
「もちろん会社にも責任はあると思いますが、それ以上に、この男のデタラメな生き方が招いた事故だと確信しています。こんなクズ野郎に主人が殺されたのかと思うと、憤まんやる方ない気持ちでいっぱいです。命を持って償って欲しい。それができないならば、せめて最大の量刑で罰して欲しいです」
何の落ち度もないのに、ただ車を走らせていただけで、突然、愛する家族と永遠に別れなければならなくなってしまった3人の被害者が不憫でならない。
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