プロでまさかの大化け! 高校時代の“補欠選手”から大躍進した「名投手列伝」

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 高校野球の強豪校なら、今やダブルエース、トリプルエースは当たり前。エースナンバーを着けていなくても、プロ注目の逸材が多く存在するが、かつて背番号1が絶対エースだった時代は、高校では出番に恵まれなかった控え投手が大学やプロ入り後に大化けした例も少なくない。【久保田龍雄/ライター】

 夏の甲子園優勝投手の陰に隠れていたのが、ヤクルト・宮本賢治である。

 東洋大姫路時代に“江夏2世”松本正志(阪急)の控えだった背番号10は、1977年夏の甲子園では、3回戦の浜田戦で5対0の8回から松本をリリーフ。...

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