SNSが動かした参議院選挙 「バカの壁」より「バカのトンネル」開通こそ警戒すべきポイントである

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 7月20日に行われた参議院選挙では、これまで以上にSNSの影響が取りざたされた。デマや誹謗中傷の温床になっているのではないか、といった懸念の声はよく聞こえるところだが、それ以上に警戒すべきは、今後の政策への「悪影響」ではないか――そう語るのは、批評家の物江潤氏。『SNS選挙という罠 自分の頭で考え直すために』『デマ・陰謀論・カルト スマホ教という宗教』などの著作を持つ物江氏は、この先、「バカの壁」ならぬ「バカのトンネル」が開通する危険性を説く。

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