「二人でいるときに“肩をもんでよ”と…」 参政党・神谷代表の“セクハラ的行動”を元女性スタッフが明かす 「映画に誘われることも」

国内 政治

  • ブックマーク

 参政党は参院選の台風の目だ。神谷宗幣代表(47)は街頭演説で次期総選挙後には「与党入り」と語るなど、乗りに乗っている。だが、内部はゴタゴタ続き。実は、言論封殺とも言われかねない異例の裁判が進行中である。

 ***

 TBSは7月12日、「報道特集」で参政党について、「“外国人が優遇されている”などと訴え、犯罪や生活保護について強硬な主張を繰り返す」と放送した。これに対して翌日、参政党が「選挙報道として著しく公平性・中立性を欠く」と抗議。さらには放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送人権委員会へ申し立てを行う事態に発展している。

 専門家からは「報道機関への圧力だ」と指摘する声も上がるが、参政党の“言論封殺”は今に始まった話ではないようだ。

突如、自殺した元女性秘書

「参政党からの訴状が届いたのは、昨年3月末のことです」

 そう語るのは桜井由梨さん(仮名)。20代の参政党元秘書である。彼女は2022年9月に参政党の職員として採用され、翌年2月から神谷代表の秘書を兼任。9カ月後、退職に至った経歴を持つ。

 桜井さんが言う。

「神谷代表は元中部大学特任教授の武田邦彦さんら当時の幹部と対立し、結局、みんな追い出してしまった。そうした出来事が重なって不信感が募り、党を離れることにしたのです」

 そして、桜井さんが参政党を退職した翌月の23年12月、衝撃的なニュースが飛び込んでくる。彼女が慕っていた、50代の元女性秘書Aさんが突如、自殺してしまったのだ。

次ページ:目障りな存在

前へ 1 2 3 4 次へ

[1/4ページ]

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。