オンライン診療に抵抗感を持つのは「古い人間」なのか 現役医師が指摘する効率の落とし穴
あらゆる分野でIT化やAI活用が進み、医師の診察もオンラインで行われる機会が増えた。そのメリットを享受する患者もいるだろうが、やはり「先生」に直に見てほしいと思う人も少なくないだろう。それは診る側も同様で、現役の医師である里見清一氏には、これらの技術の進歩を全面的に肯定することに疑念があるという。
テクノロジーを無邪気に受け入れることに落とし穴はないのか――里見氏の新著『患者と目を合わせない医師たち』所収、「オンライン診療に抵抗があるのは『古い』のか」から抜粋・引用してみよう。...