「電話から女性の声が聞こえて…」 浜木綿子がいま明かす「猿翁」との別れと愛息「香川照之」への思い
「猿翁の存命中は遠慮したのでは」
昔もいまも、ベテラン俳優が自身の半生記を出版する例は珍しくない。浜木綿子(89)もその一人で、先月末に『浜木綿子 楽しく波瀾万丈』(JTBパブリッシング)を上梓した。
「いわゆる“書き下ろし本”ではなく、“語り下ろし本”との位置付けです。大手新聞社で30年以上、演劇を担当した演劇評論家が聞き書きをまとめました」
とは一読した芸能デスク。
「浜は座持ちが良く、話も面白い。演劇評論家は、かねてから“人生のいろいろを聞かせてほしい”と依頼していたそうですが、浜は断り続けていた。...

