眞子さんの出産について「誰も『おめでとうございます』と言えていない」 宮邸にただよう“ただならぬ空気”の正体

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宮邸の“ただならぬ空気”

 眞子さんのサポートも奏功し、まずは順調な道を歩む小室さん。が、二人が飛び出していった日本では、新しい家族が増えたというのにお祝いムードは皆無。それは本誌(「週刊新潮」)でも報じた通り、皇室としては到底認められない結婚だったためである。実際に秋篠宮さまご自身が「類例を見ない結婚」と評されており、国民に祝福されなかった以上、今後は二人の動静を公にすることもない――。これが秋篠宮さまの強いご意思であられたわけだが、そんな中でも、

「側近トップである吉田尚正・皇嗣職大夫は5月30日の会見で、秋篠宮さまをはじめご家族が出産を喜ばれており、眞子さんやお子さんの幸せを願われている、そのようにご一家の様子を明かしたのです」(宮内庁担当記者)

 ところが、お住まいの宮邸では現在“ただならぬ空気”が支配しているというのだ。

「『おめでとうございます』とのお声がけができていない」

 さる宮内庁関係者が明かす。

「日々、ご一家のお側でお世話にあたっている皇嗣職の職員らは、産まれたお子さんの性別や誕生日をいまだに知らされていません。それどころか、宮邸内で大っぴらにこの話題に触れるのはご法度となっている。せっかく初孫が誕生したというのに、秋篠宮さまや紀子さまへお祝いの言葉を述べることすら、はばかられる雰囲気にあるのです」

 令和のお代替わりで秋篠宮家が皇嗣家となられたのに伴い、お仕えする職員は大幅に増員された。新たに立ち上げられた皇嗣職は現在、正規の職員だけで約50人という大所帯で、ほか非常勤も多数。メディアのみならず、身内同然の職員らも対象に事実上の“言論統制”が敷かれているというのだからただ事ではない。

 実際に、秋篠宮家の事情に通じる人物も、

「宮邸で秋篠宮ご夫妻に接している人たちは、誰も『おめでとうございます』とのお声がけができていません」

 としながら、以下のように続けるのだ。

「そのムードを形づくっているのは、他ならぬ紀子さまです。もちろん秋篠宮ご夫妻から私たちに『この件については触れないように』といった仰せがあったわけではありません。ただ、最初に出産が報じられて以降、紀子さまがその話題に決して触れようとなさらないご様子は、はっきりうかがえました。例えば宮邸を訪ねてきたお客様とお話しなさる時、相手が何かを切り出す前に『ところであの方はお元気でしょうか』などと、機先を制するかのように紀子さまが別の話題を持ち出される場面も、しばしば見受けられました」

 後編【“タブー扱い”となっている眞子さんの出産 「小室家との親戚つながりは“なかったこと”に」】では、眞子さんの出産を巡る宮邸内の事情についてより詳しく報じる。

週刊新潮 2025年7月10日号掲載

特集「初孫誕生『紀子さま』に職員の苦衷――秋篠宮邸の異様な光景」より

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