「モンゴルでのご出欠は直前まで全く予測できない」 側近が気をもむ「雅子皇后」のご体調の“波”
モンゴルでのご出欠は「直前まで全く予測できない」
雅子皇后は現在、決して望ましいコンディションにはおられないという。
「5月下旬、ご体調不良で四大行幸啓の一つ『全国植樹祭』を直前にキャンセルされたことが、いまだ尾を引いています」
とは、さる宮内庁関係者。
「皇后さまご自身、このご欠席を大変気に病んでおられました。以来、変動する『ご体調の波』においては“底”が続いているような状況です。先月4日からの沖縄ご訪問でも、心ここにあらずといったご様子が随所にうかがえました」
加えて宮中祭祀(さいし)についても、これまでご出席がかなわなかったところ、
「6月16日に宮中三殿の皇霊殿で執り行われた『香淳皇后例祭の儀』には陛下と愛子さま、秋篠宮ご夫妻が臨まれましたが、皇后さまは御所で『ご遥拝』『お慎み』なさることに。こうしたご様子を拝察して侍従職の側近らも、モンゴルでのご出欠について『直前まで全く予測できない。ここまでくれば“ぶっつけ本番”でいかざるを得ない』と、大いに気をもんでいました」
主治医が随行
今回のご訪問には、主治医である精神科医の大野裕医師も随行している。
「一昨年のインドネシアご訪問に際しては直前に随行が取りやめとなり、皇后さまのご体調が快復傾向にあるのではと期待されました。一方で昨年6月の英国ご訪問では、移動時間や時差も考慮して大野医師が随行することになったのです」(前出の記者)
時差わずか1時間の今回、これらの経緯もあってご体調への懸念は募るばかりなのだが、出発直前の大野医師に尋ねると、
「取材にはお答えできません」
と言うのみ。皇室解説者の山下晋司氏が言う。
「国賓として招かれた際の重要行事、今回でいえば8日の『歓迎式典』『大統領ご夫妻との御会見』『晩餐会』の三つと、慰霊碑へのご供花。これらにお出ましになりましたので、最低限とはいえ、ご訪問の主目的を果たされ、皇后陛下も安堵されていることでしょう」
それでも、ご帰国後のご体調が引き続き案じられるところなのだが……。





