「人気取りに流れて肝心なことを言わない政治家は下の下である」 大物議員が遺した痛烈な言葉とは

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 良薬は口に苦しということわざは、選挙においては禁句のようである。
 
 自民党、公明党、立憲民主党、国民民主党、日本維新の会、共産党、参政党、れいわ新選組、日本保守党などなど、あらゆる党が公約と称して、リップサービス合戦を展開。
 
「この政策は大切だが痛みも伴う」といった主張はほぼ見られない。

 第1次安倍政権で官房長官を務めるなど、長年、与党の重鎮議員として活動してきた与謝野馨氏(2017年没)が2008年に刊行した著書『堂々たる政治』のオビには「耳障りなことを言う。...

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